腐女道中記

アラサーで独身で腐女子オタクなとげ子のブログ                 日々を楽に楽しく生きる為に模索中

BL小説おススメ4作品、それから自己紹介

2017年が始まり、早くも1ヶ月が過ぎようとしていますね。

初めまして、とげ子です。

アラサーで独身でオタク。ちなみに彼氏もいません。

なんかいろいろ書けたらいいなと思います。

 

さて、年末年始の連休に何をしていたかというと、ただ引き籠ってBL小説を読み漁っていたのであります。

BLに関しては漫画よりも小説の方が好きなんです。

なんでかって言うと、想像が掻き立てられるから。

 

去年ハマった作家さんが凪良ゆう先生。今回は4作品紹介してみます。

 

受けが気持ち悪いのが新鮮『美しい彼』

美しい彼 (キャラ文庫)

美しい彼 (キャラ文庫)

 

吃音持ちで思い込みの激しい攻めが、美形で人に媚びないクールな受けをキングと盲信。攻めが受けを好き過ぎてストーカーまがいの行動だったりが若干気持ち悪いけど、それが新鮮。そして、この二人の距離が縮みそうで縮まないもどかしさ。どなるのよ…と思っていたら、まさかの展開。読み終わった後、ああ…良かった!!と満足度が高かったです。去年出逢った小説の中でも確実にNo.1。

 

思い込みの激しさも度が過ぎるとやっかい『憎らしい彼 美しい彼2』

憎らしい彼: 美しい彼2 (キャラ文庫)

憎らしい彼: 美しい彼2 (キャラ文庫)

 

 美しい彼の続編。両想いになったはずなのに、噛み合わない二人。攻めが持っている独特の世界感や、受けは受けで素直になれない。攻めの身持ち悪さも健在。受けを神と崇め過ぎていたり、変装して追っかけをしたりと思い込みの激しさも度が過ぎるとやっかいだなと思いました。それに翻弄されている受けも可愛い。美しい彼を読んだ人は是非ぜひ読んで欲しい。

 

主人公の幸せを本気で願ってしまう『愛しのニコール』

愛しのニコール【イラストあり】 (ショコラ文庫)

愛しのニコール【イラストあり】 (ショコラ文庫)

 

 ゲイであることで病気扱いされ苦しむニコ。オネエになることで心をすり減らしながら過ごしてきた高校生活。BLって基本的にファンタジーだけど、普通の少年が悩み、恋をして心が揺れ動いていく姿は結構リアルな感じがする。微妙に変化していく心の動きの描写や言葉のチョイスは流石凪良先生。読んだらきっとニコを抱き締めたい程に愛しいく感じるはず。

 

それぞれ心に傷を負った二人の物語『ニアリーイコール』

ニアリーイコール (ディアプラス文庫)

ニアリーイコール (ディアプラス文庫)

 

 話としては地味ですが、なんだか読み返したくなる作品。重い過去のトラウマから心に傷を負っている二人。心に負った傷はそう簡単には癒えない。それを二人で少しずつ癒して、幸せを手にしていく姿に心が温まります。お互いの過去が辛く重いので、苦手だと感じる人もいるかも。